【クマ治療】術後ケアについて

【クマ治療】術後の日常生活の制限や注意点

こちらの記事では、術後の日常生活の注意事項と、クマ取り(脱脂術)・裏ハムラ法・脂肪注入後の施術別術後注意点とその理由をわかりやすく解説します。まず総論、その後に施術別注意事項の順番で解説していきます!

術後の出血、感染、仕上がりへの悪影響の危険性を減らすために、日常生活に制限があります。本記事を参考にすることで、術後経過が順調になることを陰ながら祈っています!

 

MJクリニック札幌_村山健二医師監修

監修:MJクリニック札幌院長 村山健二医師

外科専門医/医学博士/クマ治療症例数2000件以上/医師歴15年以上/元湘南美容クリニック院長歴任

 

日常生活の注意事項

日常生活の制限は、『術後出血を起こさないために』が主な目的となります。術後出血は血圧の上昇をきっかけに起こることがほとんどで、危険性は最初のほうが高く、2週間以降での危険性はほぼゼロとなります。また、施術部位を触れることで仕上がりへの影響があります。そのため、施術部位周辺を触る日常生活の行動にも制限があります。

 

洗顔・シャワー:切らないクマ治療では、表面にキズがないので当日から洗顔・シャワー浴が可能です。ただし、血行が良くなると術後出血の原因となるため、1週間目まではぬるめのお湯で軽く短時間ですませるようにしましょう。

入浴:入浴は術後1週間以降から可能です。理由は、静脈圧があがり術後出血の原因となりうるためです。

化粧:術当日から可能です。ただし、化粧で内出血は隠せても腫れは隠すことができません。また術後はなるべく顔をさわらないことが推奨されます。腫れが強めの1週間は控えていただくことをおすすめします。

コンタクトレンズ1週間以降から可能です。付け外しの際には、1か月は極力やさしく下瞼をさわるようにこころがけてください。どうしてもの事情がある場合は48時間以降から1dayタイプに限り着用可能ですが、痛みや違和感が強くなるようであれば使用を中止してください。

飲酒:理想は2週間ですが、MJクリニック札幌では1週間目から可とさせていただいております。術後出血の原因となるため、2週間を過ぎるまでは控え目でお願いいたします。

喫煙:理想は半年ですが、現実的には1か月の我慢をお願いしています。喫煙をすることで血流の低下が起こり、治りが遅くなったり、感染の危険性が高くなります。脂肪注入では、定着率の低下の原因となります。感染などが起きてしまい後遺症が残った場合、悔いても悔いきれないです。

運動:2週間以内は後出血の危険性が高い時期となるため、2週間以降から再開をお願いいたします。まずは軽い強度から初めて、痛みや腫れなどが問題ないことを確認しながら徐々に強度をあげてください。

フェイスマッサージ:フェイスマッサージやヘッドマッサージに関して、1か月以降でしたら施術への影響は少ないです。美容目的で行っている場合ですが、医学的にはリラクゼーション以外の効果は期待できないため、可能であれば半年ほど我慢することを推奨いたします。1か月以降で再開する場合には、半年ほどは施術した部位の周辺のマッサージは避けていただく、もしくは優しくしていただくことをおすすめいたします。

まつ毛エクステ・パーマ:裏ハムラや脂肪注入の場合、術後は目の下をあまり触ってほしくないので、1か月は控えてください。

SNS:術後に、行った施術に対する他のドクターの見解などを述べているSNS(YouTube、X(twitter)、Instagram等)を見ることは控えましょう。特にダウンタイム中は完成形とは状態がほど遠く、不必要に精神的に動揺してしまうことがあります。

テレビや携帯電話:術後は顔が腫れているため家にこもってテレビや携帯を見て目を酷使しがちです。術後の経過観察で、眼精疲労の訴えもよくあります。なるべく目を酷使しすぎないようにお過ごしください。

そのほか、コントロールが難しい事項ではありますが、いらだち(ストレス)、くしゃみや咳、トイレでのいきみも、血圧が上昇して術後出血の原因となりえます。なるべく穏やかに、くしゃみや咳は控え目に、もともと便秘気味の方は下剤なども併用してコントロールされますようお願いいたします。

 

 

クマ治療の術後ケアは施術によって異なります

 

クマ治療の術後の過ごし方は、行った施術によって注意すべきポイントが少しずつ異なります。

主な施術ごとの注意点は次の通りです。

  • クマ取り(脱脂のみ):術後出血に注意

  • 裏ハムラ法:出血に加え、目の下をなるべく触らない

  • 脂肪注入:触らないことに加え、脂肪採取部位(多くは太もも)のケアが必要

それぞれの術後経過について詳しく解説します。

 

 

クマ取り(脱脂)の術後の過ごし方

目の下のクマ取り(経結膜脱脂)のみを行った場合、過度に神経質になる必要はありません。

ただし、術後は出血が起こらないよう、前述した入浴制限(1週間)、飲酒制限(1週間)、運動制限(2週間)、いらだち(ストレス)、くしゃみや咳、トイレでのいきみに注意を払ってお過ごしください。基本的には、無理をせず普段より少しゆったりと過ごしていただくことが大切です。

 

 

裏ハムラ法の術後の注意点

裏ハムラに関して、移動した脂肪の癒着が強固になるまで約1か月かかります。1か月間はなるべく触らないように気を付けてお過ごしください。癒着が完成するまでに目の下を強く触ったり、たとえ優しくでも頻繁に触ると、移動した脂肪の固定が外れて変化が乏しい仕上がりとなってしまうことがあります。また、触ることで腫れも悪化し痛みも長引いてしまいます。施術部位は違和感もあったりして気になると思いますが、なるべく触らずにお過ごしください。

なお、化粧水や洗顔など日常生活の範囲でやさしく触れる程度であれば問題ありません。触れると少し硬い感じがしますが、通常のことですのでご安心ください。

表情に関して

裏ハムラ法は、表情筋よりも深い層で操作を行う施術のため、脂肪注入と比較すると表情の影響は受けにくいとされています。ただし全く影響がないわけではないため、術後しばらくは、大きく笑う、強く目を細める、といった目の下が大きく動くような表情は無理のない範囲で控えめにお過ごしください。

 

 

脂肪注入の術後の注意点

脂肪注入に関して、術後、触ることで脂肪の位置がずれてしまったり、定着が悪化することがあります。裏ハムラと同様、術後あまり触らないようにお過ごしください。

また、表情に関しても、笑ったときに目の下の動きが豊かな方は、表情の動きで脂肪がずれてしまうことがあります。無理のない範疇で表情を抑えてお過ごしください。

表情が豊かな方には目の下に茶テープを貼る方法を提案させていただくことがあります。その際には、剥がしたり付けたりする力も脂肪に悪影響になるので、ご自身では剥がさないで、自然に剥がれるのをお待ちください。多くの場合、起床時や入浴時などに自然に剥がれていることが多いです。

再度貼り直す際の力も注入脂肪に影響する可能性があるため、自然に剥がれた後は貼り直す必要はありません。なお、テープは濡れても問題ありませんので、シャワーや洗顔は通常通り行っていただけます。

 

脂肪採取部位(太もも)のダウンタイム

足の脂肪採取の部分についてです。足の脂肪吸引が2000ccほど採取するのに対して、脂肪注入では20ccほどしか採取いたしません。痛みなどのダウンタイムをご不安に思う方が多いですが、採取量の違いからもわかるように、負担はそこまで大きくありません。

痛みに関して、筋肉痛のような痛みがありますが、23日目がピークで1週間ほどで落ち着いてきます。腫れに関しても、23日目がピークで徐々にひいていきます。内出血は2~3週間ほどでなくなります。膝下まで広がることがありますが通常経過になりますのでご安心ください。

術後のスパッツについて、脂肪採取部位の圧迫止血目的のためにスパッツを着用していただきます。3日目までは24時間の着用をお願いしています。施術当日から脱いでシャワーを浴びていただけますが、シャワー後はただちに着用をお願いいたします。3日目以降7日目までは出血リスクも低くなるので半日での着用で十分ですが、可能であればなるべく24時間の着用をお願いいたします。1週間以降はスパッツの着用は必要ありませんが、圧迫がかかっているほうが採取部位のぼこつき軽減が期待できます。もしも触ったときにぼこつきを感じる場合には1か月の着用継続をしてください。

繰り返しになりますが、術後出血が起こらないようにするために、飲酒・入浴は術後1週間、運動は術後2週間控えてください。痛みや腫れは4日目以降改善傾向になるのが通常経過になります。痛み・腫れが4日目以降もさらに悪化する場合にはただちにクリニックにご連絡ください。

マッサージですが、脂肪採取部位を1週間から1か月までの期間にお願いしています。膨らんで感じる部分をおしつぶすように、くぼんで感じるところをつまみあげるようにマッサージしてください。でこぼこを感じない場合にはマッサージは不要です。1週間以内のマッサージは術後出血の原因となりえます。マッサージは色素沈着の原因になりえますので、デコボコしていない場合や、1か月以降はマッサージをしないでください。

脂肪採取部位の傷に関してですが、1週間以内に来院予定がある場合には抜糸が必要な方法、来院予定がない場合には抜糸が不要な方法で行う施設が多いです。抜糸が必要な方法の場合は、保護のテープは48時間以降はがしていただいて大丈夫です。糸がついた状態のまま濡らしていただいて大丈夫ですが、強いシャワーを直接あてると傷がひらくリスクになるためお控えください。抜糸がいらない茶テープで保護する方法の場合は、茶テープが自然に剥がれるまで、テープを貼ったままシャワー・入浴をお願いします。

キズのケアはこちらの記事も参考になさってください。

https://mjc-sapporo.com/column/aftercare#heading-2

 

ダウンタイムについて

ダウンタイムについては、こちらの記事を併せてご覧ください

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