
【美容外科】手術前・当日の注意事項を徹底解説
手術を受けることが決まった方へ。この記事では、美容手術を受ける前日〜当日に気をつけるべきポイント(食事・麻酔・来院方法・持ち物)を外科専門医監修のもと網羅的に解説します。安全に施術を受け、術後のトラブルを防ぐためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。

監修:MJクリニック札幌院長 村山健二医師
外科専門医/医学博士/クマ治療症例数2000件以上/医師歴15年以上/元湘南美容クリニック院長歴任
術前に気を付けること
施術前日は、アルコールや下剤の使用は控えてください。体調や循環動態に影響を与える可能性があり、手術リスクを高める要因となります。
また、術後はシャワーや入浴に制限がかかる場合があります。そのため、施術前日または当日の朝にシャワーや入浴を済ませ、清潔な状態でご来院ください。
当日の注意事項
来院方法について
手術当日はお車での来院はお控えください。
麻酔の影響により判断力や反応速度が低下し、事故のリスクが高まります。
術後は目が覚めていても、体内から薬剤が完全に抜けるまでに半日ほどかかる場合があります。
さらに、目元の施術を受けた場合は、翌日以降も痛みや違和感によって視界や集中力が低下し、事故につながる可能性があります。ご来院・ご帰宅ともに公共交通機関のご利用をおすすめします。
貴金属について
貴金属や高価なアクセサリーは、紛失のリスクがあります。術当日は身につけずにご来院ください。
服装について
施術中は細心の注意を払いますが、血液などが付着して衣類が汚れる可能性があります。
当日は、汚れても問題のない服装でお越しください。
食事・飲水について
食事や飲水に関しては、麻酔の種類によって制限が異なります。
静脈麻酔(眠る麻酔)を使用する場合は、食事は施術の6時間前まで、飲水は施術の2時間前までとしてください。
胃の中に内容物が残っている状態で麻酔薬などの影響で嘔吐した場合、誤嚥性肺炎の程度が重篤となってしまいます。
笑気麻酔の場合は直前まで飲食飲水可ですが、満腹状態での施術は避けましょう。
術後の準備物
施術後は腫れや内出血が出ることがあります。
眼鏡・サングラス・帽子・マスクなど、顔周りをカバーできるものをご持参ください。
コンタクトレンズについて
視力が悪い方でコンタクトレンズを使用している方は、術直前までコンタクトレンズの着用が可能ですが、目の周りの施術の場合術後は眼鏡でのご帰宅となります。
眼鏡と、コンタクトレンズケース(1dayタイプ以外の場合)をご準備ください。
喫煙について
組織への酸素運搬能の観点では、術前48時間以上の禁煙が推奨されます。また、喀痰などの軌道分泌物による気道閉塞を心配するならば、術前3か月間の禁煙が推奨となります。(稲田英一:麻酔への知的アプローチ.第6版,日本医事新報社,2006;424)
3か月間の禁煙は現実的ではないですが、48時間は禁煙して施術に臨みましょう。
まとめ
術前・当日の過ごし方は、手術の安全性や術後の回復に大きく影響します。少しの注意でリスクを減らすことができるため、事前準備をしっかり整えておくことが大切です。
安心して施術を受けるためにも、本記事の内容を参考に、万全の状態で手術に臨みましょう。ご不明な点はお気軽にクリニックへご相談ください。
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